娘が原宿の『ベビタピ』というお店に行きたいと言うので、久しぶりに原宿に(というか都内に)出かけて来た。
Openちょっと過ぎた時間くらいに到着したら、大行列。なめてた。
もうそのお店は諦めて、竹下通りに行くことに。
原宿、なんかよくわからない街になってた。
人は相変わらず多くて、昔からごちゃごちゃした感じが魅力なのだと思うけど、世の中本当に『映え』なのね。
いちご飴とカラフルな何かとローリングポテトとクレープとチーズが入った何かと〜みたいな感じで、ここは毎日がお祭りなのだ、きっと。
お祭りで観光地なのだからお金もないと楽しめない。
ちょっとその辺のタピオカ屋さんに行く的な感覚でいたからちょっとしたカルチャーショック。
結局娘と原宿グルメを堪能して滞在時間2時間くらいで帰って来たけど、これが今の若者のカルチャーなのかと思うとちょっと怖い。
着色料ガッツリのドリンクやフードが農家で手間暇かけて作られたヘルシーな野菜や食材よりもはるかに高い値段で売られていてそれで商売が成り立っていることに違和感があった。
着飾って、キラキラしたものばかりがもてはやされる世界はなんだか疲れる。
テレビでもSNSでもそういうものばかりがクローズアップされるのは仕方のないことなのか。私の価値観がマイノリティなのか。はたまた年齢を重ねたせいなのか。
そんなことを考えている横で娘はとっても楽しそうだった。
いろんな場所があっていい。いろんな人がいていい。みんながそれぞれ居心地の良い場所があればいい。
だから原宿で感じたそれも否定する気はないのだけど、そればっかりを良しとする社会は嫌だ。
そんなふうに思った1日。