日々の記録

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私の母は人前に立つようなタイプではないけれど、芯を持っていて我慢強い。そして淡々としている。九州男児で昭和生まれの亭主関白な父を支える母だった。

 

子供の頃は母のようにはなりたくないと思っていた。私は自分の仕事を持って自立するんだと宣言した記憶もある。

けれど、大人になって自分も子どもを持って母になると、母のすごさがよくわかるようになった。

 

私がいい歳になってからも母は母で、それは良くも悪くもあるけれど何かと世話を焼いてくれている。孫たちのこともとてもかわいがってくれている。

 

私が退院した時に母が「生きててよかった」と言ってくれたことが1番の心の支えになっているし、どんなときも母は変わらずにいてくれて、いつ連絡しても元気でいてくれる。

それって本当にありがたいことだ。

 

何があっても動じずにいることってすぐに動揺する私にとっては難しいことだから、自分の母を見習いたい。

 

人のお世話ばっかりしてくれている母が、この先いつかお世話を必要とする日がくるのだとしたら、たくさん恩返ししたい。